お知らせ:残念ながら、このワークショップは、キャンセルさせて頂くことになりました。理由は、わたしのリソースの欠如(時間、体力、ネットワーク)です。信頼を損ねてしまうことへの懸念、ご迷惑をかけてしまうことへの不安、期待にそえないことへの残念さを抱えつつ、この件をこえて、今後もつながりあっていただけたら、大変ありがたいです。フランソワのワークは、引き続き日本のみなさんにも紹介していけたらという思いでいっぱいです!(2018.8.2)
*共感キング!フランソワ氏が8月末から東京に2週間やってきます。以下の三つの場を設けますが、ここでは、1日ワークショップ②「共感リーダーシップ」をご紹介します。
▲1日ワークショップ① 「共感のアート(NVC基礎講座)」 2018年8月25日(土)@東京都内
初心者向け「NVCって何?」「共感って何?」という初心者向け、間口の広い1 day workshopです。そしてNVC(Nonviolent Communication:非暴力コミュニケーション)の基盤とも言える、共感力。具体的にはどういうこと?何がどういいの?どうやったら共感力を高められるの?といった、共感のイロハを、「共感キング!」フランソワからたっぷり教わりましょう。もちろん実践を織り交ぜながら、みなさんの活動現場でその日から活かして頂くよう工夫したワークショップです。ワークショップ②、また3ヶ月集中プログラム「共感コーチング」にご参加の方は、このワークショップにも参加されることをお勧めします。詳しくは、こちらのページをご覧下さい。
▲1日ワークショップ② 「共感リーダーシップ」 2018年8月26日(日)@東京都内
ビジネス・パーソン向け「共感を職場でも活かしていこう!」という、今まさにホットなトピックに深く入り込む1 day workshop。企業などの組織でますます注目され始めた、共感力。でもそれって、効率や生産性と相反するものじゃないの?共感や感情って、ビジネスとは不釣り合いなんじゃない?統制型の組織ではなく、セルフ・マネジメントやホールネスを重視する組織や働き方って?世界中のビジネス界で活躍するフランソワが、ビジネス・パーソン向けに開発して効果をあげているワークショップが、いよいよ日本にもやってきます!社会起業家や組織人であれば、どなたでもきっとメリットがあるはず。詳しくは、下記をご参照下さい。
▲3ヶ月集中プログラム 「共感コーチング」 2018年9月1日(土)・2日(日)に東京都内でキックオフ
こちらは、「共感コーチング」を3ヶ月かけて集中的に学ぶプログラムのキックオフ2days。東京で丸2日間集ったのち、オンラインでつながって、3ヶ月間かけて「共感コーチ」になるためのツールを、じっくり時間をかけて習得していきます。コーチングや自己変容のツールとしても、欠かせないと注目される共感力。共感コーチとして多数のクライアントのより良い生き方をガイドしてきたフランソワが編み出した独自のプロセスが「共感コーチング」です。このプロセスを3ヶ月かけて対面&オンラインで学んでいきましょう。コーチを目指す方や、行動心理に関心の高い方など、ぜひご参加下さい。詳しくは、こちらのページをご覧下さい。
トップダウン式の組織経営がうまく行かずに手詰まり感があることは、社会を見てもあきらかです。働く一人一人が、本当に大切にされ、奥深いところから湧き上がる使命感ややる気や情熱を発揮しない限り、経営もうまくいかず、誰も幸せな社会になることはありません。様々な新しい組織論やリーダーシップの哲学が紹介され、たくさんの先見の明のある経営者が舵を切る中、特に注目され始めたのが、「共感リーダーシップ」です。
それってどういうこと?心や感情や寄り添うことをビジネスなどの組織に持ち込むことって、実際、どんな風にやるの?どんな効果が期待できるの?新たな価値観で、新たな組織を創造し、新たな社会貢献をしていきたいと願う経営者の方々、各方面のリーダーの方々。世界中の組織でこのワークを精力的に展開しているフランソワの学びを、ぜひとも受け取りにいらして下さい!
<リーダーとしての自己ワーク>
①「共感的な自制力(Empathic Self-Regulation Technique)」
ストレスは職業からパーソナルな領域まで遍在していて、これは私たちの健康やウェル・ビーイング全般、さらに職場でのパフォーマンスに深刻な影響を与えています(ほとんどん致命的なミスは、ストレスが高い時におきます)。なぜストレスを感じるのでしょうか?「共感的な自制力」を身につければ、内向きに共感力を向けることが可能となり、どんな場面でも自己価値を再発見・再容認できるため、存在感と冷静さを保つことできるようになるでしょう。
②「共感的な意思決定のプロセス(Empathic Decision-Making Process) 」
私たちは常に何かしらの選択をしながら、生きています。「共感的な意思決定のプロセス」は、独りよがりの物語ではなく、現実に即した選択を可能にしてくれるロードマップです。このプロセスを踏むことで、自己の損得勘定ではなく、大きな公益を重視した意思決定ができるようになるでしょう。
<リーダーとしての組織内ワーク>
①「共感的リスニング(Empathic Listening)」
双方が相手の伝えようとすることを受け入れる時、はじめて対話は生産的なものになります。深いつながりを育む対話を叶えるためには、それに加えて、お互いの存在自体を理解しようとする姿勢が求められます。「共感的リスニング」は、相互理解を育むとともに、緊張を緩和するだけでなく、相互に有益で協調的な解決策に達することを可能にしてくれる手段です。
②「共感的フィードバック(Empathic Feedback)」
対人関係で最も難しいことの一つは、防衛的になったり、関係性を傷つけたりすることなく、満足していないことについてオープンに話し合うことです。こうした時、たいていの場合は、会話を避けてしまうか、熟練していない方法で対話を進めてしまうでしょう。そうした状況を回避するためにも、上記3つのツールを基礎とした「共感的フィードバック」の枠組みを学びます。自分の立ち位置に正直でありつつも、かつ相手のそれにも敬意を払うよう設計されているプロセスで、実践することで、難しい課題を上手に解決できるようになるでしょう。
・世界中のビジネス界で活躍するフランソワ氏の「共感哲学」と、現場ですぐに活用できる実用的なツールを、学ぶことができます。これまでのクライアントからは、こんな声が届いています。
「フランソワは、1回の会議で、50万ドル以上もの節約に導いてくれた」(Gary Snider, COO, Center for Elders' Independence)
「フランソワは、通常4時間かけて行われていた定例ミーティングを、成果を下げることなく、1時間に短縮してくれた」(Rick Keller, CEO, _Freight Americ)
「今まで行なったトレーニングの中でも、ダントツ!」(Katherine Marshall, Regional General Counse, elron Internationa)
まずは、「優れたリーダーはどうやって行動を促すか 」のTEDトークで有名な、サイモン・シネック氏のこちらの解説から。端的で分かりやすい!(英語です)
いかがですか?みなさんはこんな風に、部下に言える?ないしは、上司から言ってもらえる?
共感リーダーシップとは、人同士が関係を築いたり、意思決定や取捨選択をしたりする際、「共感」というものを中心軸に取り入れて発揮される、リーダーシップのアプローチです。「共感」は、特にビジネスの世界で注目され、昨今では「共感リーダーシップ」に関する多数の事例や研究結果が報告されています。例えば、、、
▲2014年2月、MicrosoftのCEOサティア・ナデラ氏は、就任直後、NVCの生みの親、マーシャル・ローゼンバーグ著「NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法」を読むことを企業の幹部職員たちに対して勧め、「共感的なコラボレーション」を積極的に行なうよう働きかけました。
▲「全ての成功しているビジネスは、共感のスキルを習得したリーダーが先導している、と言っても過言ではありません。」(ジェイソン・ボイヤーズ、クリアリー大学 学長)
▲「企業内部の共感は、今まで全くないがしろに扱われてきました。しかしソーシャルメディアの台頭、また仕事をすることの意義ややりがいを重視するミレニアム世代の出現により、全てが覆されてきています。私たちは、会社員として、また消費者として、自分たちに影響のある会社の本質やあたかみをもっと感じたい、と切望しています。これからの企業は、ただ単に商品やサービスを提供するだけでは、済まされなくなるでしょう。それは私たちが、もっと心から人間味のある、感情のともなったパーソナルなメッセージを企業から受け取りたい、つまり「共感」を求めているからにほかなりません。」(ベリンダー・パーマー、Lady GeeKのCEO、Lady Geek Global Empathy Index創設者)
▲「成功しているビジネスの特徴の一つは、常に新しい領域に挑戦していく、クリエイティブな力を保持していることです。成長と革新がなければ、ビジネスは停滞し、最終的には消え去ってしまうでしょう。そして成功し続ける企業は、しばしば見落とされる、形をはっきりとは示さない「あるもの」を取り入れることで、未来をはっきりと見定めることができています。それが「共感力」です。」(Ashoka、Forbes Magazine)
▲Googleは、企業内の研究結果を明らかにし、チームが活性化して業績をあげるために最も大切なのは「共感」であることを示しました。「プロジェクト・アリストテレス」と名打ったこの研究では、企業内の180チームを対象とし、最も優秀なチームは次の二つの特性を合わせ持つことを突き止めました。
①チームメンバーの感情を、話し言葉に頼ることなく、読み取ることができる。例えば、ある意思決定に対して不服のあるメンバーがいれば、それは言わずともほかのメンバーによって察知され、話し合われる。落ち込んでいたり、何かしらの懸案事項があったりした場合には、ほかのメンバーが気づかいサポートに回る。物事がうまく行っていないことを表明するのは、簡単なことではないが、とても大切なことである。そうした会話こそが、本心からの力を発揮させ、やる気を持続させる。
②チーム内のメンバーは、会話をする際、ほぼ全員が同じだけの時間、発言をした。これは、どんな人でもあますことなく何かしら大切な価値を提供できる、という価値観を反映している。関わっている人全てが知識やアイデアを出し合う時にこそ、集団全体のインテリジェンスが高まり、より良い結果へとつながっていく。
ご参加、お待ちしています
・企業、公的機関、学校など組織のリーダーの方
・社会起業家で組織の生産性や業績、成長に関心の高い方
・自称リーダーの方!
・このプログラムは全編にわたり、英語で行われますが、日本語での通訳もはさみますので、語学力に自信がない方も、安心してご参加下さい。
日時:2018年8月26日(日)午前10時〜午後5時(途中、昼食休憩あり)
場所:東京都内、おってお伝えします。
投資額:22,000円 (この額を投資するのが難しく、参加を躊躇してしまう方は、遠慮なくご相談くださいませ))
企業の社員研修や、部署ごとなどグループでのご参加の方、またフランスワに継続的なサポートを依頼したい方も、お受けします。ぜひお尋ね下さい。
お問い合わせ:オーガナイザー、世話役 丹羽順子まで [email protected]
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