let's all share! (過去はゴミの山、未来は共有の知恵)

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昨年来、洋服の交換イベント”xChange”を始めてから「所有じゃなくて、共有」「消費じゃなくて、交換」という考え方で社会が機能していくことが環境問題を解決する一つの重要な道筋だと感じているんですが、2008年6月号のUK版エコロジストで「みんなでシェアし合おう(let’s all share)!」というコンセプトのこんなサイトを見つけました。ナイスアイデア!楽しそう!

このサイトでは、買ったのだけど家に置きっぱなしで使わないもの(スキー用品、べビー用品、BBQグッズ、礼服、家具、本などなど何でも)を掲載し、必要な人に必要な時だけ使ってもらう/または差し上げる、というつながりを作るきっかけを提供しています。値段をつけたり、保証金額も設定できるようになっています。モノに加えて、自分ができるサービス(ベビーシッターしますよ、一緒に車に乗れますよなど)もシェアできるといった仕組みです。

参加する際には、自分の郵便番号を記入。すると「自分が住んでいる地域」のコミュニティーに自動的に登録され、近所の人たちとモノやサービスを貸し借りできるようになります。それから「自分の家族や友人など信頼できる人たち」のコミュニティー」にも参加して、より顔の見える関係性の中で安心してやりとり出来るような工夫もされています。現在はUKのみの運営のようですが、これは日本でも企画化したらかなり面白そう!と思いました。

「交換」とか「貸し借り」とか「共有」をテーマにした活動って色々なものが出始めている気がしています。リュックサック・マーケットは先週三鷹でも開催されたみたいだし、先頃ファッションの交換サイトを知人が始めたりしています。老舗で素晴らしいのは、フリー・サイクル。こちらは今回紹介した”let’s all share”と似ているものの、メールベースで金銭のやり取りなしが基本。私は東京版に参加してるんですが、一日多いときは5通ぐらい「TVが必要なくなりましたので差し上げます。葛飾区に取りに来れる方に限ります」と言ったメールが届きます。実際、我が家もべビー用品は、このMLを活用させて頂いて、何度か見知らぬ方からお譲り頂いています。

ちょっとだけ必要だからって、毎回みんなが同じようなものを買い求め、それを押し入れや倉庫に眠らせている…なんて本当に資源とお金の無駄使い。今まであったようなリサイクル・ショップやフリーマーケットとは一味も二味も違う新しい試みから目が離せません!let’s all share!

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