前回のブログ更新から、2ヶ月以上が経ってしまいました、、、
そして、311から4ヶ月あまり。みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
わたしたちはこの間、迷いながらも、鎌倉で四年間暮らした借家を引き払い
九州(鹿児島、宮崎、熊本)、四国(高知、香川)、
山陽・山陰(山口、鳥取、岡山)など点々として子連れノマド生活を実践し、
これからの暮らしってどうあるべきなんだろう?
これからどこでどう生きていきたいんだろう?と、
動きながら考える日々が続いています。
自主的な避難とは言え、愛する鎌倉の土地を離れることで
精神的に不安定になる時もありましたが、
なんとかまわりの人たちに支えて頂き、笑顔で元気にやっています!
そして突然の旅で出会う人々のあたたかさに触れ、
新しい国づくりは至るところですでに始まっていることを確信して
たくさんのパワーを頂いています。
本当にありがとうございます。
高知では、ようじ&ともこファミリーと一緒にステイさせて頂き
おじいちゃんとおばぁちゃんに大変お世話になったり、
阿蘇では、大学時代からの友人りえ宅のトレイラーハウスを借りて暮らし、
「移動式の家も悪くない」と真剣に考えてみたり、
熊本で訪れた TAO塾の波多野さんとはすっかり意気投合し、
宮崎では太陽光・風量発電トラストの中川さんと久々の再会を果たし、
カフェ山猫の智子ねーさんに、海沿いの物件を見せて頂き
(これで2万円!!! 地方の物件の相場は、5000円〜3万円。
驚くほどの値段とクオリティー!)
宮崎県の高千穂では、古くからいる日本の神々たちに遭遇し、
鹿児島の湧水町では、有機農業が盛んなのにびっくりし、
地元の農家さんとカモミールの花を摘んで被災地に届けたり
霧島ピースギャザリングでは久々の友人たちと再会を果たし、
テラたちが山口県と香川県に行っている間に、
わたしは被災地に、J-WAVE CARAVANの一貫としてxChangeの服を届けに行き、
岡山県の西粟倉村では、「森の学校」の素晴らしい取り組みや
のきした図書館とパン屋さんを経営するロンドン帰りの夫婦と出会い、
なおちゃんに、シェアハウスを見せて頂き、
(隣の智頭町の森の幼稚園も、是非チェックしたい!)
良くまぁ、こんなに移動してる!というぐらい
旅人魂のおもむくまま点々としていて
「どこかに決めないの?」とよく聞かれるのですが
来年以降は海外移住も考えていることもあり、定住はいつでも出来るから
旅モードをこの際存分、味わってみようという気になっていたりします。
とにかく未来をみすえた丁寧な暮らしを実践している仲間が至る所にいて
それぞれの地域で原発のない未来に向けてアクションを行なっていて
日本の未来は明るい!と思わずにはいられません。
時代は中央分権の時代から、地方分散へ!
仕事も生活の場も、もう一度、地方へ移して行く必要があると感じてます。
そのほうがみんなずっと今よりも幸せになります。
仕事はどうにだって、なる。
何を優先的に考えるのか、欲張らずに、一番大切なのものを大切に
シンプルに生きる時代だと痛感しています。
あとは内なる声をちゃんと聞き、直感に従える勇気を持てるかどうか。
それだけです。
何より嬉しいのは、四歳になる娘のテラが、この旅を楽しんでいること。
子どもは自然の中でのびのびと育つのが、一番いいと確信しています。
そして親が不安に思っていると、それがもろに子どもに出るから、
家がなくても、友人と食料と移動の自由があることを感謝して
逞しく精一杯今日を生きる姿を
堂々と子どもに見せればいい、と思うようになりました。
わたしは相変わらず、J-WAVEの番組をやらせて頂いているので、週末は東京に帰って来るという二重生活なのですが、しばらくは日本の田舎の良さをたっぷり堪能し、発信して行けたらと思っています。
でも自分たちだけのことを考えて生きていていいはずがなく、フクシマの子どもたちがものすごく気になるのは当然で、たまたまtwitterで知り合った香川の方が、広いお家を貸して下さることになったため、「おいでプロジェクト」というものを、急遽、立ち上げました。せめて夏休みの間だけでも、福島などの放射能汚染が高い地域の子どもたちに南の田舎に来てもらい、何の心配もなく元気に外遊びをして欲しい。呼べる子どもの数は限られてますが、それでも自分が出来ることをせずにはいられない、という思いです。プロジェクトが成立すれば、わたしたち家族も夏休みの間は、香川でステイしようと思っています。
ということで、子どもたちの交通費を中心に、寄付をつのっております!多く集まれば集まるほど、呼べる子どもたちの数も増えます。思いやプロジェクトの特徴などは、専用ウェブサイトに書きました。是非ともみなさま、「おいでチーム」の一員となっていただき、未来の子どもたちのご支援のほど、よろしくお願いします!
衝撃の春から、覚悟の夏へ。
今ここで生きていることに感謝して
give and give and giveの精神で、精一杯生きていきましょう。
何よりも自分の感性を信じ、好きなように平和にむかって生きていきましょう。
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