今、タコメパイで力を入れているのが、畑作り。今日は、タイ人のバンクとアメリカ人のチャリティーと一緒に、畑の土となるコンポストを作りました。大きさは1.5メートルぐらいの四角形。ここに4つの層を、それぞれ15センチほど積み重ねて行きます。 まず最初の層は、茶色の層。落ち葉、乾いた雑草、枯れ草、マンゴーの葉っぱなど、土に落ちているものなら何でもOK。どの層も、敷いた後は、上からたっぷりと水をかけて。 第二の層は、緑色の層。木の成長を損なわないように葉っぱを切り落とすか、残飯でもOKだそうです。幹など固いものが入り込まないように、やわらかい葉っぱだけ、丁寧に置いて行きます。
第三の層は、糞尿。このファームでは豚を飼っているので、豚の糞尿を使いました。人間のものでもOK。
最後の層は、灰。台所で薪を使った残りを使います。なにも無駄にせず、全てを使い回す、循環させる、という理念がここにも生かされているんですね。 灰の量は、全体の20分の1。炭素(Carbon):窒素(Nitrogen)=1:20と覚えるそうです。 上からたっぷりの水をかけるのを忘れずに。
この4層をラザニアを作るように、積み重ねて行く事、4回。高さは1.5メートルほどになります。
最後にたっぷりの水と、EM菌液をふりかけ(タイでは政府から支給されます)、ビニールシートをかけておきます。 2日に一度ほどかき回し空気を入れれば、良い堆肥が15日で完成。寒い場所だともっと長くかかります。水分は、ぎゅーっと絞ってしずくが垂れるぐらいがベスト。少なすぎる場合は、おしっこなどかけてもOK。
暑い中の作業はかなり大変でしたが、これから堆肥がどうやって出来るのか楽しみ!何より、仲間たちといろいろおしゃべりしながらの作業は楽しいものです。バンクは、チェンマイの近くでSangob(タイ語で、「平和」という意味)のオーガニックファームを営む若干26歳。ものすごくしっかりしていて料理も上手、畑や家畜の知識も豊富。コンポストの作り方はいろいろだそうですが、今日試したのは、パキスタンの人から教わったやり方だそうです。あー今日も重労働で、疲れた〜。夕飯がたまらなく美味しかった!
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