Permaculture Design Course at Tacomepai (2)

パーマカルチャーデザインコース、前半終了。明日からは、一泊二日でジャングルの中へ。ご飯もシェルターも、すべて自然のもので調達するサバイバル・ツアーです。 二日間に渡る「パーマカルチャーとは何か」の大まかな紹介のあと、各日それぞれ「木の日」「種の日」「土の日」という日替わりのテーマで学びが進んでいます。 

「木の日」は、水と栄養素のポンプである木のしくみ、フード・フォレストの作り方、森の中の七つのレイヤーについてなど  

「種の日」は、種のしくみや植え方、接し木のしかたなどについて学び、「土の日」は、異なる場所で採取した土のサンプルを観察したり、土が植物を育てるのにどんな役割を果たしているか、どうやって土を改善したらいいか、などを学びました。 

グループに別れて三種類の異なるコンポストとEM菌を作る実習も。パーマカルチャーは、建築、地形学、生物学などを合せたような学問なので、たくさんのインプットで頭がパンパンだけど、とにかくやってみるのみ!Learn by doing.  

木曜日には、タコメパイ周辺を歩き回り、昔ながらの暮らしや知恵を体験するツアーに出かけました。そろそろ田植えも本格的に始まるのどかな村では、至る所に工夫がいっぱい。自生している草花で食べられるものもいっぱい。  

「パーマカルチャー」はあくまでも西洋の概念で、そんな言葉を使わなくても昔からちゃんと自然と調和した暮らしはあったんですね。こちらは自転車の井戸ポンプ。 

「キャニオン」という渓谷で輪になって、これまでのシェアリングもしました。マレーシア人のイーリン、チリ人のナラ、ドイツ人のアンニャ、台湾/アメリカ人のルー。「みんながパーマカルチャー・デザイナーになる必要はない。自分の得意分野に習っていることをあてはめて、新しいシステムをつくるよう働きかければいい」 

この日はちょうど新月ということで、夜にはNew Moon Ceremonyをしました。論理や実践だけじゃなくて、生きていることに感謝する気持ちや遊び心を大切にするのが、このチームの良いところ。  

みんなでお化粧して、ご飯作って、大きな火を囲んで、瞑想して、歌って、躍って、語って。新月は新しいサイクルの始まり。今までとらわれていた過去を木の棒に込めて火に投げ入れ、かわりに新しく始める決意を石に込めて持ち帰るというワークもしました。  

みんなで歌ったのは、「Circling」というこんな歌詞の曲。

We are circling, circling together We are singing, singing our Heartsong This is Family This is Unity This is Celebration This is Sacred

Tree is sacred. Seed is sacred. Soil is sacred. Mother Earth is sacred.

そんなことを思いながら、ジャングル・ツアー行ってきます! そして後半も頑張るぞ!

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