ハンガリーを離れて、いざドイツへ!ブダペストの空港も、快適に無料でWirelessLANが入ります。ブダペスト市内も至る所でWirelessLANが入り、ネット環境はかなり進んでいると感じます。
ブダペストは、とにかくカタとルイスが良くしてくれて、とても快適に過ごしました。やっぱり友達がいると、体験できるものがグッと広がって本当に有り難い。持つべきものは友よ。世界中に友達がいて、彼らを訪ねて、彼らの文化を体験する楽しさ、有り難さ。絶対、次は日本で会おう!と言ってお別れしました。
ブダペストでは、人々は適度に親切。歴史的建造物が美しく、公共交通機関も発達していて、移動も便利。夜一人で歩いていても全く安全。観光で訪れて、ここに居座る外国人が多いのもうなづけます。
そして一番良かった事は、カタとルイスのNGOの活動を知れた事。そして色々なNGOで働く人たちと色々な話をして、この国の今の状況や社会問題や、市民社会のムーブメントが良く分かったこと。ハンガリーは、15年前に社会主義から資本主義に移行して、言論や外国への行き来などが自由になった、買うものの選択肢が飛躍的に増えた、などの生活面での向上があるものの、ゴミは増え、大型の外国資本企業店舗が増え、伝統的な文化がものすごいスピードで失われて行ってしまっている、というデメリットもある。人々はTVの前に座って時間を過ごすようになり、地域での交流が少なくなってしまった。西欧諸国への憧れと、物質主義の追求。男性の平均寿命は59歳とアフリカ並みに低く、糖尿病の人たちも増えている。待中では、古いジューイッシュ・コミュニティーが破壊され、反対運動をおこして、逮捕された青年にも会った。増え続けるジプシーも大きな社会問題。カタとルイスも、この国の行く末には悲観的。これからどういう風に発展と文化保存を両立していくか、この国も模索している。
それでも、同じようなマインドを持って行動を起こして、次の社会を作って行こうとしている若者にたくさん出会えたことは、ブダペストでの大きな収穫だった。”We are everywhere.” とグリーンピースで働くBobが言っていたのが印象的だった。ライフをEnjoyするのを忘れずに、フォーカスをぶらさずに、生きる!進む!ありがとう、ブダペスト!
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