Stone Hengeを抜けてドライブしてやってきたのが、ロンドンから真西1時間半ほどいった、”Bath”というとても可愛らしい街です。ここはローマ時代に貴族の温泉地として栄え、”Bath(バス=お風呂)”の語源ともなったところです。
Bathにあるのが、イギリス女流作家、Jane Austen(ジェーン・オースティン)の博物館。”Pride and Prejudice” “Sense and Sensibility”など、女性の色恋沙汰や身の回りに転がっているゴシップを取り上げた作品で知られ、日本にもファンがたくさんいる作家です。Janeは1801年から5年間この街に住みましたが、最初は都会的な華やかな生活に狂乱し、最後のほうはゴミゴミして表面的な人間関係で成り立っている都市の生活に嫌気がさしたんだそうです。いずれにしてもBathの生活が彼女の作品に与えた影響が手にとるように分かり、Janeファンじゃない私でも楽しめる博物館でした。200年たった今でも、作家を偲び、こんなセンターがあること自体がすごい。
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