祭壇(アルター)を創ろう

祭壇(アルター、Altar)と聴いて、何を連想しますか?イエス様が飾られている、キリスト教の祭壇?ご先祖様の写真や位牌が祀られている、日本の神棚?そのどれもが祭壇(アルター)と呼べるけれど、最近はスピリチュアル(精神性の高い生活)を実践している人たちの間で、もっと広い解釈の祭壇(アルター)が創られ、楽しまれ、生活の一部と化しています。それは何も特定の宗教への信仰心や、ご先祖様への供養の思いを象徴する場だけではないのです。 

友人宅の祭壇。自分にとって好きなものを集めれば、それでOK!

私の解釈で祭壇(アルター)とは、「神聖さへの入口」。本質的なこととのつながり、時空を超越して受け継がれてきた命の循環への感謝、全てを与えてくれる大自然への畏怖の念。そういった、ともすると忙しい生活で忘れがち、ないがしろにされがちな、でも私たちが精神性を磨いていくために大切なことを思い出させてくれる、そこに立ち返らせてくれる扉、リマインダーの場とも言えるかもしれません。

アルターは、自然の中に作っても、家の中に作ってもよく、決まりはありません。家の中の場合、好きなスペースを確保し(それがキッチンの片隅の小さなスペースでも充分!)、そこに神聖さを取り戻すような、聖なるオブジェを置くだけです。貝殻や石など自然のオブジェ、大事にしているジュエリー、写真、クリスタルなどのパワーストーン、お花、タロットカード、植物などなど、自分の気持ちを整え開いてくれるものであれば、何でもOK

 

大事なのは常にその場の掃除を心がけ、お浄め(おきよめ)をしていい気を流し、心を込めて手を合わせ、お祈りしたり、瞑想したり、マントラを唱えたり、ヨガをしたり、静かに過ごしたりすること。つまりアルターをきっかけにして、自分の内側とつながる聖なる時間を過ごすこと。夜であれば、キャンドルはマスト!お香の匂いやゆらめく煙も心を落ち着かせたり、高次元へワープさせてくれますね。

ここに掲載した写真の数々は、我が家の、または友人宅の、またはイベントの時に簡易で作ったアルター の写真。みなさんのインスピレーションになれば、嬉しいです。

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