静かなペニス革命

最近、大きな発見に行き着いたこと。自分の中ではね、の話。それはペニスの話。

 ペニスの触り方、扱い方なんて、この歳になるまで考えたこともなかったですね。なんだか取っ付きにくい男性の体の一部分みたいな、、、。悪い気もしないけれど、好きでもないし、嫌いでもない。あまり見たいとも思わないし、触りたいとも思わない。硬くて大きいほうがいいとか、一般的には言われるみたいだけれど、別にサイズでもないし、セックスは相性や気持ちの問題だし。

 それが現在のアメリカ人のパートナーが（この暑い日本の夏ということもあり！）、よく家で裸で過ごしていて、寝るときはいつも裸。だから、否応にも目に入ってくるようになり。まじまじと見るようになって、なんか面白い体の部分だなぁ、垂れ下がっていていつも重くないのかなぁとか、関心も持つようになったわけです。あと勃起しているペニスが、とても美しいなぁと感じることもあり。彼がセクシャリティーにとてもオープンということもあり、色々なことを話し、探求する中で、この一大革命に行きついたのです！

それは、ペニスの触り方、扱い方。詳しくはビデオを見てくださいませ。テクニックとかの問題じゃないんです、気持ちの問題、女性側のあり方の問題。大きく言えば、「快楽、快感」目的ではなく、「ヒーリング（癒し）」を目的に触る、ということ。女性はハートを開いてゆっくりデリケートに触るだけです。そうすると、世界平和にもつながるかも！という、大袈裟に言うと、そう言う話です。

つまりね、ほとんどの男性にとって（女性にとっても）、セックスはオーガズム主義であり、大きさや硬さや長さなどが取り上げられてしまう。このことは、男性のセクシャリティーを制限してしまっているし、可能性を紡いでしまっている。

 静かなペニスは、もっとゆっくり、そして優しい体験を望んでいます。男性は完全に手放して寛ぐ、受け入れることを学び、そこではパフォーマンスとは何かをしなくてはならないことなど、全くないんですね。

 これは女性だけではなく、男性にとっても全く新しい捉え方、考え方かもしれません。いつも頑張っちゃうし、なんとかしなきゃ！と思っちゃうからね。でも、静かなペニス体験では、男性はただその感覚、感情に身を委ねる。ゆっくり呼吸しながら、味わう。硬くならなくてもいいし、女性をいかせなくたっていい。ただただそのままを触ってもらい、弱さや辛さ、悲しみ、怒りさえもそのまま受け止めてもらう。こうあらねばならないとか、カッコつけることとかは一切手放していいんです。評価されないし、比べられない。そのままでいいんだよ、と受け止めてもらえるところで、寛ぎます。

そうすることで、二人で向き合う時間も一つの儀式、またヒーリングセッションに変容していきます。性器のつながりや挿入行為ではなくて、ハートの挿入ですね。深く、優しく、繊細です。 

最初は戸惑いや恥ずかしさもあるでしょう。でもコントロールを手放し、アジェンダを手放したところに、力が、真実があります。開けば開くほど、与えられる、受け取れる。男性にとってはまるで新しい経験かもしれないけれど、そうした新しいあり方、開き方、結ばれ方に、もっと真実に根ずいた深い丸裸の関係性が可能なはず。

新たな関係性は、今までの男性が頑張って、女性がそれについていくと言う構図ではなく、もっと平等で、もっと誠実で親密で深いもの。それは真の男性性を男性から導き出し、世界平和を起こすまでの力になるうるもの。男性の真の目覚め！がペニスの触り方から訪れる！と鼻息を荒くしているわけです。（ここ、苦笑、ないしは感動するところ）

現に私たちのパートナーシップも、このプラクティスのおかげで（えー、そう、プラクティスなんですよ。一回限りのことではありません）、関係性が深まっている、お互いを尊重しあう深さが深まっているのを感じています。何より彼のリラックスや自信のつけ方が違う。

快感に制限がないように、感覚にも制限がない。感情にも制限がありません。まさにノーリミット！そこにあるのは、あるべくしてあるもの、全て。瞑想であり、今ここにある存在感のみ。経験を深めれば深めるほど、自分自身も深まり、パートナーとの関係性も深まり、そして世界平和の可能性も深まってきます。

大切なのは呼吸、感覚、そして感情。それを可能にする愛と意識と思いやり。ますますこれから交わり合いが楽しく深くなりそうですね！と言うわけで、みなさん、ぜひともご一緒に。ペニスを優しく触ってもらい（触ってあげて）、世界平和を目指しましょう。

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こちらの記事をシェアしてくれた、私のパートナーのテリーさん、ありがとう！世の中の男性代表として、いつも気づきを与えてくれて、ありがとう。